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スイス・チューリヒ大学研修
チューリヒ
10スイスフラン札
9/20~9/24のシルバーウィークを利用して、チューリヒ大学でのGBR(インプラント治療時の骨造成)の講義及びGeistlich社での研修に行ってきました。まずスイス・チューリヒについてですが、チューリッヒはアルプス山脈の北側 30㎞にあるチューリッヒ湖の北端に位置した人口200万(市内39万人)のスイス最大の都市です。
スターバックス・ラテが7スイスフラン(約840円!)
気候は今回(9月)は日本でいう11月中旬~下旬位で結構寒いです。国の面積は九州と同じくらいで、時差は8時間。
言語はドイツ語ですが英語も普通に通じます。
通貨はスイスフランで1フラン120円位。
ヨーロッパで最も裕福な都市とされていて、物価が高いです。
治安は良好で、山に囲まれて湖がある街並みはTHEヨーロッパという感じで素晴らしく美しかったです。
また海外に行くと日本と比べて食事が劣ることが多い(大体味が雑で量が多すぎる)のですが、スイスの食事は量は多いものの美味しかったです。
それでは詳細ですが、まず9/20の午前11時に成田空港出発し、デュッセルドルフ(ドイツ)で乗り継ぎ、チューリヒに9/20の午後6時20分に到着しました。大体13時間位の長旅でした。
インプラントアドバンス研修
翌9/21、22の2日間は「AdvanceImplantsSurgeryと前歯部審美Perio-Prostho」ということで、チューリッヒ大学公認研修(インプラントアドバンス研修)で、元EAO会長(ヨーロッパインプラント学会)ヘンメル教授とアムステルダム大学教授のジュング先生による研修でした。
3Dプリンター
2日間とも講義、ライブオペ、実習が午前8時半~午後6時のスケジュールでびっしり組んであり、主にインプラント手術の骨造成と3Dプリンターで製作したステントを用いた手技についての学びました。ちなみに当院にもあるセレックはチューリヒ大学で30年前に開発されています。
チューリッヒ大学公認サーティフィケート授与
スイスの母国語はドイツ語ですが講義は全て英語で行われ、さらに日本語の同時通訳もあったので助かりました。スケジュール上スイス観光の時間は全くなかったので、滞在中は毎朝6時からジョギングでガイド本に載ってる名所をめぐりました。
Geistlich社での研修・見学
9/23はチューリヒから車で1時間弱のルッツェンに移動し、Geistlich社(世界で最も有名な骨補填材を製造)での研修及びラボ、ファクトリーの見学もしてきました。
サーティフィケート授与 | ルツェルンはスイス中央に位置し、ルツェルン湖とリギ山に 囲まれた観光都市 |
ここでも朝ジョグ |
ルツェルンで見かけた歯科医院
帰りは行きと同じルートでチューリヒ9/23-17:45発デュッセルドルフ経由成田9/24-14:25着で、宇都宮に帰りました。余談ですが機内のチャンネルに「半沢直樹」が全話あり、以前テレビで放送されていた時は最終回しか見たことがなかったので、行きも帰りもそれをずっと見て退屈しませんでした。
今回の研修に参加されたメンバーの中には日本のインプラント界を代表する高名な先生やヨーロッパで研究、ご活躍されている先生、また関西でスタディグループを主催されている先生などレベルの高い先生方が多く、恐縮しっぱなしでしたが、ハイレベルな中で学んだことを今後日々の臨床に活かして行こうと思います。